最高峰低ノイズLD駆動システム電源詳細仕様　（技術移管製品）

最高峰低雑音大出力LD駆動電源システムの詳細仕様紹介。

最高峰低雑音大出力LD駆動電源システムとは、安定性に優れ、高速変調が可能である。シンプルで一般汎用部品を用いた構造でありながら低電流ノイズで、優れた直流安定性、高速変調能力を特徴とする新しい峡スペクトルダイオード・レーザー電流コントローラーは、現在市販されているダイオード・レーザ駆動コントローラの中で最も優れたレーザドライバーです。

半導体ダイオード・レーザーは最近、安価な波長可変単色レーザー光源として、科学研究の多くの分野で有効なツールとなっている。

レーザー周波数と出力パワーは、ダイオード接合部の温度と注入電流の両方に依存するため、安定したレーザー動作には、これらの量を正確に調整する必要があります。

また、レーザー周波数をある固定値（例えば、原子共鳴線付近）に固定したり、レーザー出力に周波数サイドバンドを追加したりするためには注入電流を急速に変調する能力が必要になります。例えばフリーランニング・ダイオード・レーザーの周波数変化は

入射電流による周波数変化は、通常3MHZ/PAである。

一方、外部回折格子からのフィードバックでは、-0.3MHZ/PAまで低下します。したがって、フリーランニング・レーザーの周波数を調整するには、レーザーの周波数をその線幅の数分の一に調整するためには、1PAの電流安定性が必要に成ります。

100kHzの線幅を実現するには、-300nA rms以下の電流ノイズが必要で、300nA rms以下の精度が必要となる。必要な低ノイズと安定性を実現するために弊社のサーモ・モジュール温度コントローラーシステムで十分な性能が得られています。

性能の限界は、通常、検出点と温度制御点の物理的な隔たりに関係している。しかし、レーザー電流制御回路に関しては、改善の余地があることがわかった。本ＬＤドライバーでは、高安定性と低電流ノイズを併せ持ち、しかも変調が容易な新しいダイオード・レーザー電流制御器として、本コントローラーは、以前の回路を大幅に改善したものであり、その単純さにもかかわらず、現在入手可能な市販の電流コントローラーの中で最も優れた超低ノイズＬＤドライバーをこの度誕生させた。以下にＬＤ駆動電流値毎のノイズ特性データを示します。

①

アイソレーション電源

②

LDOレギレータ

AC/DCシリーズ電源

③

温調・変調機能付

高出力LDドライバー

　最高峰の低雑音大出力LD駆動電源システム要素は、商用電源からのノイズ分離にアイソレーショントランスと、LDドライバーからのAC/DCシリーズ電源部を分離する事で、LDドライバー部にトランスから生ずる磁場の影響を極力控えた３分割からなるトリオシステムとし各ブロックをシールドケーブルで接続、長らく待ち望まれていた超低ノイズな大電流LD駆動電源の商品化達成に成功致しました。

①アイソレーション電源

アイソレーション電源は、絶縁トランスを用いており、ノイズの除去、関電防止，接地電位差の影響の軽減などの期待をこめて一時側と二次側が電気的に完全に分離されたトランスを採用する事で電気機器の使用環境を外乱ノイズから分離し安全且つ精密計測環境を整える役割を果します。

■AC/DCアイソレーション電源型番紹介。

■AC/DCアイソレーション電源ノイズ特性DATA

計測周波数帯域：9KHｚ～10000MHｚに於ける10dB/divノイズ計測の結果DATA

MKR1＝100KHｚに於いて-108.680ｄBm　略計測帯域に於いて-120ｄBm

②AC/DCシリーズ電源

　シリーズ電源を採用する事で、自重は、スイッチング電源と比較し重く成りますが、ノイズは低減されています。又LDドライバーと、AC/DC電源ケースを分離致しました。LDドライバー回路にAC/DC電源のトランス磁界の影響が及ばぬ様配慮しました。AC/DC電源ケースとLDドライバーケースの接続は、ノイズ排除を目的とし、弊社特性専用シールドケーブルで接続されています。

■AC/DC電源部

　電源　　　　　　　　　　　AC１００V±10％　　50/60Hz

　最大消費電力　　　　　　　120W

　絶縁抵抗　　　　　　　　　50MΩ以上/DC500V

　形状　　　　　　　　　　　230W×32.5H×300D

　重量　　　　　　　　　　　4.5Kg

■外観形状